この記事で分かること
- てつのくじら館(海上自衛隊呉史料館)とは?
- てつのくじら館(海上自衛隊呉史料館)へのアクセス
- てつのくじら館(海上自衛隊呉史料館)の展示品
- てつのくじら館(海上自衛隊呉史料館)の概要
てつのくじら館(海上自衛隊呉史料館)とは?
てつのくじら館(海上自衛隊呉史料館)は、海上自衛隊佐世保史料館の水上艦、鹿屋航空基地史料館の航空機と並んで、潜水艦と掃海を展示する史料館です。
海上自衛隊の有する資料の展示・保存等を通じて、海上自衛隊員の教育及び、広く国民一般等への広報活動により海上自衛隊に対する理解の促進並びに地域との共生に貢献することを目的としています。
てつのくじら館(海上自衛隊呉史料館)へのアクセス
電車でのアクセス
- JR広島駅よりJR呉線 約45分
- JR呉駅から徒歩5分
車でのアクセス
- 広島呉道路(クレアライン) 呉ICから約5分
- 山陽自動車道 高屋JCTから約50分
船でのアクセス
- 呉中央桟橋から徒歩3分
てつのくじら館(海上自衛隊呉史料館)の展示品
1階 海上自衛隊の歴史
呉という地にも深く関わりあいながら発展してきた海上自衛隊の歴史を映像とグラフィックパネルで紹介します。
ようこそ「海上自衛隊呉史料館」へ
呉史料館のコンセプトと自衛隊のミッションを紹介するプロローグ展示です。
海上自衛隊の歴史
鎮守府が置かれた地として発展してきた呉を軸に、海上自衛隊の歴史を現在までさかのぼっていきます。
2階 掃海艇の活躍
戦後日本の復興を陰から支えた航路啓開活動から、湾岸の夜明け作戦における国際貢献まで、掃海部隊の活躍を紹介します。
掃海のあゆみ
掃海とは? 航路啓開とは?
戦後、たくさんの機雷によって恐怖の海と化した日本の海を、危険を顧みず機雷の除去に向かった人々の活動から、掃海のあゆみがはじまります。
機雷の種類と技術
機雷という兵器の恐ろしさは一体どんなところにあるのでしょうか?
その特徴を種類や用いられている技術から解き明かします。
掃海艇による掃海
掃海艇による掃海は掃海作業のうち、もっとも基本となるものです。ばらまかれたさまざまな種類の機雷に、掃海艇とその乗員はどのように対処するのでしょうか?掃海作業の様子などを映像を交えながら紹介します。
ヘリコプターによる掃海
掃海作業には海上からだけでなく、空から掃海する方法もあります。
ヘリコプターなど、用いられる機材を解説しながら「空からの掃海」の特徴を紹介します。
掃海艇甲板再現
本物の掃海艇で用いられていたクレーンや巻揚げ機などを用いて、掃海艇の甲板の様子を再現しています。実際に掃海艇に乗ったつもりになって、いろいろなところを観察してみてください。
掃海艇の構造と機能
掃海艇と一般の艦艇にはどんな違いがあるのでしょうか?掃海艇に用いられている実物の構造材の一部を展示するとともに、その建造過程などから、掃海艇の構造と機能について紹介します。
掃海艇の種類と変遷
海上自衛隊で用いられてきた歴代の掃海艇のなかでも特徴的な艦艇について紹介します。
国際貢献
ペルシャ湾での掃海活動「湾岸の夜明け作戦」に従事した海上自衛隊の姿について、当時の様子を捉えた数々の写真から浮かび上がらせます。
3階 潜水艦の活躍
常に隠密に行動し、深い海の中から日本を守っている潜水艦の活躍を、その歴史と技術、乗員たちの生活など、さまざまな角度から紹介します。
潜水艦とは
戦後、潜水艦はどのように海上自衛隊の歴史に登場したのでしょうか?アメリカから貸与された1隻の潜水艦から、潜水艦のあゆみがはじまります。
潜水艦の機能
潜水艦の中はどのような構造になっているのでしょうか?そのしくみと各区画について紹介します。
艦内生活
潜水艦の艦内では乗員はどのような生活をおくっているのでしょうか?潜水艦という限られた空間の中での生活術などを、実際に艦内で使われている什器じゅうきなどを用いて紹介します。
サブマリナーへの道
潜水艦乗員となるためにはどのような教育訓練が必要なのでしょうか?ドルフィンマークを胸にしたサブマリナーが誕生するまでの過程を紹介します。
潜水艦の変遷
戦前の潜水艦開発から空白のときを経て、戦後はじめての国産潜水艦「おやしお」から続く潜水艦の変遷を模型などで紹介します。
魚雷の変遷
潜水艦の基本の攻撃兵器である「魚雷」について本物の魚雷を展示しながら、その特徴について紹介します。
あきしお見学ガイダンス
展示用潜水艦「あきしお」の見学ガイダンスを行なうコーナーです。見学する潜水艦の区画の解説や注意事項などを映像で紹介します。
潜水艦にとっての脅威
隠密裏に活動する潜水艦に対抗する術は? さまざまに模索され続ける対潜水艦戦について紹介します。
潜水艦の救難
もし潜水艦が海の中で動けなくなったら!?深い海の中での救難活動を行なう潜水艦救難艦やその装備などについて紹介します。
自衛隊情報コーナー
海上自衛隊に関する情報を提供するコーナーです。
3階 潜水艦あきしお体験
潜水艦あきしおは、全長76.2m、重さ2,250t、1986年から2004年まで、実際に海上自衛隊で使用されていたものです。
1985年に進水したゆうしお型潜水艦あきしおは、さまざまな任務を遂行し、2004年3月に除籍。
2006年9月に国内最大級の起重機船(クレーン船)で陸揚げされ、呉史料館に展示されました。
この実物の潜水艦に乗艦して、艦長室や士官室などの生活の一部が見学でき、潜航中の環境や生活を疑似体験できるほか、潜水艦の構造を実際に見て、体感する貴重な体験ができます。
てつのくじら館(海上自衛隊呉史料館)の概要
休館日 | 火曜日(火曜日が祝日の場合は翌日休館) 年末年始12月29日から1月3日 |
開館時間 | [ 展示室 ] 午前10時~午後6時まで(入館は、午後5時30分まで) [ ショップ ] 午前10時~午後6時まで [ カフェ ] 午前11時~午後6時まで(ラストオーダーは午後5時) |
入館料 | 無料 |
住所 | 広島県呉市宝町5番32号 |
てつのくじら館(海上自衛隊呉史料館)のwebサイト | https://www.jmsdf-kure-museum.go.jp |
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