記事で分かること
- soraかさい(鶉野ミュージアム)とは?
- soraかさい(鶉野ミュージアム)へのアクセス
- soraかさい(鶉野ミュージアム)の展示品
- soraかさい(鶉野ミュージアム)の概要
soraかさい(鶉野ミュージアム)とは?
姫路海軍航空隊鶉野飛行場と川西航空機姫路製作所鶉野工場の記録を残した施設です。
第二次世界大戦末期、滑走路の南西にあった川西航空機姫路製作所鶉野工場で組み立てられていた戦闘機「紫電改」と、パイロット養成に使用され、特攻機としても使われた「九七式艦上攻撃機」の実物大模型を解説とともに展示しています。
soraかさい(鶉野ミュージアム)へのアクセス
公共交通機関の場合
- 北条鉄道「北条町駅」下車
コミュニティバス【KASAIねっぴ~号】にて、駅前ロータリーにある「アスティアかさいバス停」から「soraかさいバス停」まで20~30分(平日4往復、土日祝日5往復)
- 北条鉄道「法華口駅」下車
・徒歩約40分(片道3km) 周辺戦争遺産群や滑走路跡をご覧いただきながらsoraかさいへ向かうことができます。
・無料シャトルバス(土日祝日のみ運行)
【法華口駅】10:38発、11:38発、12:38発、13:38発、14:38発
【soraかさい】10:00発、11:00発、12:00発、13:00発、14:00発、15:00発
※無料シャトルバス(定員28名)は先着順となります。(満車の際はご乗車いただけません)
車でのアクセス
- 大阪・神戸方面から 車で約70分(中国道加西ICから約10分)
- 姫路・加古川方面から 車で約35分
soraかさい(鶉野ミュージアム)の展示品
技術ゾーン
戦闘機の実物大模型
「紫電改」実物大模型(紫電二一型(NIK2-J))
「紫電改」操縦室模型(紫電二一型(NIK2-J))
「九七式艦上攻撃機」実物大模型
歴史ゾーン
終戦までのストーリー映像
姫路海軍航空隊の開隊から終戦までの、約3年間のトピックを時間軸に沿った4編のストーリー映像として、紹介しています。
01 物語
約274万m2という広大な飛行場とその関連施設は、1年足らずで完成しました。
建設工事では加西郡や近隣の地域からの勤労奉仕隊、朝鮮半島等から集まった労働者など、毎日 1000人を超える人々が働いたそうです。飛行場建設に関わる出来事や実物資料を紹介していきます。
02 記憶
1943(昭和18年)年10月、姫路海軍航空隊が開隊されると、全国から飛行機操縦訓練のため、練習生が集められました。海軍で使われていた衣服や装備品などを紹介しています。
03 生命(いのち)
海軍航空隊の特攻戦没者数は2507名、そのうち沖縄での作戦は2055名にのぼります。ここでは、「白鷺隊員」が遺言と名前を記した落下傘の複製品を展示しています。映像では各遺言の紹介をしている。
04 飛翔
姫路製作所で製造された「紫電」「紫電改」は一旦三分割され、3頭立ての馬車で鶉野に運ばれました。再び組み立てられた機体は、今もその跡が残るコンクリート滑走路から飛び立って試験飛行が行われていました。戦闘機「紫電」「紫電改」に関連資料や実物を紹介しています。
05 継承
ここでは戦争体験者の証言映像を観ることができる。当時の鶉野飛行場の事実を伝える貴重な証言です。
野外展示
転圧ローラー
この転圧ローラーは、うずらの飛行場の滑走路の地盤を固める整地の際に使用されたものです。ローラーの両端金具に太いロープを結わえ、十数人がかりで引っ張って動かしました。御影石を円形に削って仕上げてある大変珍しい転圧ローラーです。
戦後は加西市立川西小学校で使用されていましたが、その後鶉野平和祈念の碑苑保存会に譲渡され、2021(令和3年)に加西市に寄贈されました。
soraかさい(鶉野ミュージアム)の概要
休館日 | 毎月第2・4月曜日(月曜日が祝日の場合は翌平日)、12月29日~1月3日 |
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開館時間 | 9:00〜18:00 |
入館料 | 無料 |
住所 | 兵庫県加西市鶉野町2274-11 |
webサイト | https://www.sorakasai.jp/index.html |
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