この記事で分かること
- 滋賀県平和祈念館とは?
- 滋賀県平和祈念館へのアクセス
- 滋賀県平和祈念館の展示品
- 滋賀県平和祈念館の概要
滋賀県平和祈念館とは?
「語りつぐ平和へのねがい」を理念に、滋賀県民の戦争体験を語りつぎ、戦争の悲惨さや平和の尊さを学び、平和を育むための拠点となる施設です。
滋賀県平和祈念館へのアクセス
バスの場合
JR琵琶湖線(東海道線)彦根駅または近江八幡駅乗り換え、近江鉄道八日市駅からバスで約20分「愛東支所・診療所前」下車すぐ
車の場合
名神高速道路「八日市IC」から車で約10分
滋賀県平和祈念館の展示品
平和の燈(ともしび)
20世紀が終わる2000年(平成12年)の大晦日に、21世紀が“平和の世紀”になることを願って、戦没者遺族が県内各地の火を集め、「平和の燈」としました。滋賀県平和祈念館の開館を記念して、地元の東近江市愛東地域の子どもたちが平和への願いをこめて火をおこしました。
滋賀県平和祈念館では、平和への願いがこめられたこれらの火を集めて、「平和の燈」として館内でともしています。
基本展示
基本展示は、かつて滋賀県民が経験した15年に渡る戦争について、県民と戦争の係わりや地域における戦争の影響などを様々な視点から紹介しています。
「地域展示」コーナー
市町ごとに当時の人口や戦没者数、軍事施設、主な軍需工場、空襲被害、集団学童疎開の受入れなどをパネルや床面の滋賀県航空写真で知ることができます。
「滋賀県と戦争」コーナー
滋賀県にゆかりのある方々から寄贈いただいた戦争体験談や資料によって、県民が体験した戦争の記憶や記録を知ることができます。戦場から家族を想う気持ちや空襲で親しい人を亡くした人の悲しみ、滋賀県へ疎開してきた子どもたちの生活、戦後に戦地から帰り着いた人びと・帰らぬ家族を待ち続けた人たちの想いなど、忘れてはいけない平和への願いを紹介しています。
飛行機のプロペラ
戦争中に使用されていた飛行機と推測されています。
滋賀県遺族会の山田利治さんが、横浜沖に沈んでいて底引き網にかかって引き揚げられたものを入手され、寄贈されました。山田さんはご自身の体験から、「戦争というものをなくすために、そしてまた子々孫々まで、もうこのようなことはあってはならないということを伝えていく義務がある」と思い、戦争の悲惨さを訴えるものとして、このプロペラを寄贈されました。
戦闘機「飛燕」のエンジン
滋賀県平和祈念館の概要
休館日 | 月曜日・火曜日(祝日にあたる場合は開館) 年末年始(12月28日~1月4日) |
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開館時間 | 9時30分~17時(入館は16時30分まで) |
入館料 | 無料 |
住所 | 東近江市下中野町431番地 |
webサイト | https://www.pref.shiga.lg.jp/heiwamuseum/ |
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