この記事で分かること
- 入船山記念館とは?
- 入船山記念館へのアクセス
- 入船山記念館の展示品
- 入船山記念館の概要
入船山記念館とは?
旧呉鎮守府司令長官官舎(平成10年国重要文化財指定)を中心に、郷土館、歴史民俗資料館(近世文書館)等があり、呉の歴史をたどるにはまたとない施設です。呉市立美術館とともに入船山公園の文化ゾーンを形成しています。
入船山記念館へのアクセス
JR呉駅からのアクセス
徒歩の場合
約13分(800m)
バスの場合
JR呉駅前から
- バスのりば(4)番から 広電バス 坪の内経由〔宮原方面行〕約5分、「入船山公園」下車すぐ【運行間隔 約60分】
- バスのりば(3)番から 広電バス 〔音戸倉橋島方面行〕約5分、「眼鏡橋」下車徒歩約3分【運行間隔 約10~15分】
広島方面からのアクセス
JR広島駅から
呉線[快速]約32分、JR呉駅より徒歩約13分
広島バスセンターから
(6)番から 〔クレアライン〕約50分、「四ツ道路」下車徒歩約5分
江田島・松山方面からのアクセス
江田島小用港から
- 高速船 約10分、「呉中央桟橋」下船、徒歩約13分
- フェリー 約20分、「呉中央桟橋」下船、徒歩約13分
松山観光港から
- スーパージェット 54分、「呉中央桟橋」下船、徒歩約13分
- クルーズフェリー 1時間55分、「呉中央桟橋」下船、徒歩約13分
広島空港からのアクセス
リムジンバス 約1時間30分、「JR呉駅」下車 徒歩約13分
車でのアクセス
広島方面から
[仁保JCT]→広島呉道路(クレアライン)[呉IC]→入船山記念館
岡山・大阪方面から
山陽自動車道[高屋JCT]→東広島・呉自動車道路(無料)→[阿賀IC]→入船山記念館
宮島・山口・九州方面から
山陽自動車道[広島東IC]→広島高速1・2号線→[仁保JCT]→広島呉道路(クレアライン)→[呉IC]→入船山記念館
三次・山陰方面から
- 中国自動車道[三次IC]→[広島北JCT]→広島自動車道→[広島JCT]→山陽自動車道→[高屋JCT]→東広島・呉自動車道路(無料)→[阿賀IC]→入船山記念館
- 中国自動車道[三次IC]→[広島北JCT]→広島自動車道→[広島JCT]→山陽自動車道→[広島東IC]→広島高速1・2号線→[仁保JCT]→広島呉道路(クレアライン)→[呉IC]→入船山記念館
- 米子自動車道→[落合JCT]→中国自動車道→[北房JCT]→岡山自動車道→[岡山JCT]→山陽自動車道→[倉敷JCT]→山陽自動車道→[高屋JCT]→東広島・呉自動車道路(無料)→[阿賀IC]→入船山記念館
四国方面から
- 瀬戸内しまなみ海道経由:西瀬戸自動車道[今治IC]→[西瀬戸尾道IC]→山陽自動車道[福山西IC]→山陽自動車道→[高屋JCT]→東広島・呉自動車道路(無料)→[阿賀IC]→入船山記念館
- 大橋経由:高松自動車道→[坂出JCT]→瀬戸中央自動車道→[倉敷JCT]→山陽自動車道→[高屋JCT]→東広島・呉自動車道路(無料)→[阿賀IC]→入船山記念館
入船山記念館の展示品
旧呉鎮守府司令長官官舎
1905(明治38)年の建築当時の資料が見つかったことを受け、当時の姿に復原したもので、1998(平成10)年12月に、国の重要文化財に指定されています。
この建物は木造平屋建で、東側の洋館部と西側の和館部からなり、洋館部は外観に英国風のハーフティンバー様式を取り入れ、屋根は天然スレートの魚鱗葺きです。また、玄関ドアの上側と左右にはイギリス製のステンドグラスがはめ込まれ、壁や天井には、全国でも珍しい金唐(きんから)紙が張られています
金唐紙
金唐紙は、中世ヨーロッパで壁の内装や皮革工芸品などに用いられたギルトレザー(金唐革)にルーツを持ち、日本で和紙を素材として作られたものです。
明治期の日本では大蔵省印刷局を中心に製造され、盛んに欧米各国に輸出されていました。パリやウィーンでの万国博覧会などで高い評価を得て大量に輸出され、ヨーロッパ王朝貴族の城や宮殿の壁をきらびやかに飾りました。
日本でも国会議事堂や鹿鳴館、旧日本郵船小樽支店、旧呉鎮守府司令長官官舎、旧岩崎邸など数多くの建物に金唐紙が使われていました。その後、一度は途絶えてしまったこの技術を、金唐紙研究所代表・上田尚が蘇らせ、日本各地で使われていた金唐紙を復元してきました。
旧東郷家住宅離れ
東郷平八郎が、1890年(明治23)年からの約1年7か月間、 呉在任中に住んでいた家の離れ座敷です。この建物は平屋建瓦葺きの木造の家で、宮原5丁目の正円寺の山手より、現在はこの場所へ移築・復元されました。1997年(平成9)年5月に国の登録有形文化財に登録されています。
旧呉海軍工廠(こうしょう)塔時計
1921年(大正10)年6月、旧呉海軍工廠造機部屋上に設置され、終戦まで、呉工廠とともにその歴史の時を刻んできました。高さ約10mで、本体は一辺2.4mの立方体、四方には1.5mの文字板があり、電動親子式衝動時計としては、国産で最も古いもののひとつです。また、1日4回流れるメロディーは、毎年小中学生が作曲したものです。1981(昭和56)年呉市有形文化財に指定されています。
入船山記念館の概要
休館日 | 毎週火曜日(ただし祝日・休日の場合はその翌日) 年末年始(12月29日〜1月3日) |
開館時間 | 9:00 〜 17:00(入館は16:30まで) |
入館料 | 一般 250円 高校生 150円 小・中学生 100円 |
住所 | 広島県呉市幸町4番6号 |
入船山記念館のwebサイト | https://irifuneyama.com |
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