この記事で分かること
- 知覧特攻平和会館とは?
- 知覧特攻平和会館へのアクセス
- 知覧特攻平和会館の展示品
- 知覧特攻平和会館周辺の戦争遺跡
知覧特攻平和会館とは?
知覧特攻平和会館は、第二次世界大戦末期の沖縄戦において特攻という人類史上類のない作戦で、爆装した飛行機もろとも敵艦に体当たり攻撃をした陸軍特別攻撃隊員の遺品や関係資料を展示しています。
知覧特攻平和会館公式webサイト – 知覧特攻平和会館とは
知覧特攻平和会館へのアクセス
県外からのアクセス(※所要時間は目安)
東京からのアクセス
- 飛行機・・・羽田空港から鹿児島空港(約1時間50分〜2時間5分)
- 新幹線・・・東京駅から博多駅(約5時間)、博多駅から鹿児島中央駅(約1時間16分)
大阪からのアクセス
- 飛行機・・・伊丹空港から鹿児島空港(約1時間15分〜1時間25分)
- 新幹線・・・新大阪駅から鹿児島中央駅(約3時間41分)
福岡からのアクセス
- 飛行機・・・福岡空港から鹿児島空港(約50分)
- 新幹線・・・博多駅から鹿児島中央駅(約1時間16分)
- 高速バス・・・博多バスターミナルから鹿児島中央駅(約4時間30分)
鹿児島県内からのアクセス(鹿児島空港から)
- 鹿児島空港〜金生町(空港バス:鹿児島市内行き約48分)、金生町〜特攻観音入口(バス:約1時間25分)特攻観音入口〜知覧特攻平和記念館(徒歩5分)
- 鹿児島空港〜鹿児島中央駅(空港バス:鹿児島市内行き約38分〜55分)、鹿児島中央駅〜特攻観音入口(バス:約1時間19分)特攻観音入口〜知覧特攻平和記念館(徒歩5分)
- 鹿児島空港〜知覧特攻平和記念館(レンタカー・タクシー:約1時間10分、高速道路と南薩縦貫道を使用)
鹿児島県内からのアクセス(鹿児島中央駅から)
- 鹿児島中央駅〜特攻観音入口(バス:約1時間19分)、特攻観音入口〜知覧特攻平和記念館(徒歩5分)
- 鹿児島中央駅〜平川駅(JR指宿枕崎線:約25分)、平川駅〜平川(徒歩5分)、平川〜特攻観音入口(バス約32分)、特攻観音入口〜知覧特攻平和記念館(徒歩5分)
- 鹿児島中央駅〜喜入駅(JR指宿枕崎線:在来約37分 / 特急約30分)、喜入駅〜喜入(徒歩3分)、喜入〜特攻観音入口(バス約26分)、特攻観音入口〜知覧特攻平和記念館(徒歩5分)
- 鹿児島空港〜知覧特攻平和記念館(レンタカー・タクシー:約45分、高速道路と南薩縦貫道を使用)
知覧特攻平和会館の展示品
遺品室
陸軍沖縄特攻作戦で亡くなられた1,036名の隊員の遺影が、出撃戦死した月日の順に掲示されています。また、立体ケースには家族・知人に残した遺書・手紙・辞世・絶筆などが展示してあります。
陸軍四式戦闘機「疾風」(キー84甲)
知覧基地には飛行第103戦隊の疾風30機が駐留し、特攻機の直掩・誘導や邀撃にあたりました。(一部徳之島基地駐留)
沖縄戦では特攻機にも使用され、宮崎県都城東・西両基地を中心に出撃し、118機が未帰還となっています。うち知覧基地から4機出撃し2機未帰還となっています。
海軍水上特攻艇「震洋」
海軍水上特攻艇「震洋」が展示してあります。
海軍零式艦上戦闘機
三角兵舎
特攻隊員たちが出撃するまでの起居していた半地下式の三角兵舎を会館横の杉林に復元したものです。三角兵舎の中で隊員たちは、日の丸に寄せ書きを書いたり、故郷へ送る遺書や手紙を書いたりしていました。
知覧特攻平和会館周辺の戦争遺跡
一式戦闘機「隼」
平成19年に公開された映画「俺は、君のためにこそ死ににいく」で忠実に復元された陸軍戦闘機。
特攻勇士の像
昭和49年に建立。伊藤五百亀氏制作。
鳥濱トメの灯ろう
昭和31年に建立。 参道の脇にあります。
飛行場の門柱
飛行場の門柱が移設されています。 その後には、知覧教育隊関係者によって記念碑が建立されています。
特攻平和観音堂
毎年5月3日、慰霊祭が行われています。観音堂は平成16年、第50回祭を記念して改築されました。
灯ろう
県道をはじめ、観音堂に続く道には全国の遺族•関係者•有志から寄進された灯ろうが並んでいます。
油脂庫
練習機の潤滑油やグリースなどを保管した倉庫です。壁面には荒々しい円錐状の窪みが何箇所も刻まれています。これは昭和20年3月以降、米軍の空襲を受けた時の傷跡です。
弾薬庫
飛行演習は飛行場の周辺を飛ぶ場周飛行、宙返りなどの特殊飛行、複数機で飛ぶ編隊飛行などを経て、射撃訓練も行いました。その射撃訓練用の機銃弾が入れてありました。
知覧飛行場正門(跡地)
知覧飛行場の正門です。左は現在、右は戦時中の写真で、ほぼ同じ場所から撮影したものです。 門柱にかかる看板には「大刀洗陸軍飛行学校知覧教育隊」と書かれています。 昭和16年の飛行場の完成から昭和19年までは飛行兵の訓練場として使われました。 門柱は現在、参道の脇に移設されています。
給水塔
飛行場は台地にあるので水の確 保に苦労しました。 町の麓を流れる思い川から取水しポンプアップして高架式のタンクに貯水しました。 戦時中は真っ直ぐ立っていましたが、地盤が悪かったため現在ではピサの斜塔のように少し傾いています。高さは約13m、直径は約6mあります。
防火水槽
防火用の水槽で、もともとは3基ありました。残る1基が私有地にあったため、平成16年に現在の場所に移築されました。 お椀型に地面が掘られ、直径は約10mあります。
着陸訓練施設
どのくらいの高度で飛行機を接地させればよいのかを体感させる施設の一部です。約150m先に櫓があり、そこからワイヤーを引き、簡易な練習機を滑車で滑らせて訓練しました。
知覧特攻平和会館の概要
開館時間 | 午前9時〜午後5時 ※入館は午後4時30分まで、又都合により開館時間を変更すること有り |
休館日 | 1月1日から12月31日まで営業 (年中無休) ※台風時など状況により休館すること有り |
入館料 | 個人 大人500円 小人300円 団体 大人400円 小人240円 団体は、30名以上。 小人は、小・中学のみ |
住所 | 鹿児島県南九州市知覧町郡17881番地 |
知覧特攻平和会館公式webサイト | https://www.chiran-tokkou.jp |
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