この記事で分かること
- 愛知・名古屋 戦争に関する資料館とは?
- 愛知県庁大津橋分室について
- 愛知・名古屋 戦争に関する資料館へのアクセス
- 愛知・名古屋 戦争に関する資料館の展示品
- 愛知・名古屋 戦争に関する資料館の概要
愛知・名古屋 戦争に関する資料館とは?
「愛知・名古屋 戦争に関する資料館」は、戦争に関する実物資料の展示を行うことにより、戦争体験を次の世代に引継ぎ、戦争の残した教訓や平和の大切さを県民が学ぶことにより、平和を希求する豊かな心を育み、平和な社会の発展に寄与することを目的としています。
「県民の戦争体験」と「戦争に関わる地域史」を軸とする地域性を重視した展示コーナーを配し、資料を通じて来館者自らが平和や戦争について考えていただく展示としています。
愛知県庁大津橋分室について
愛知県庁大津橋分室は、黒川巳喜氏 (黒川紀章氏の父)、土田 幸二郎氏らが設計した地上3階・地下1階建ての鉄筋コンク リートの建物で、1933年(昭和8年)に建設されました。 正面右手に階段塔を配することで建物全体を非対称とし、表現主義的な意匠が用いられています。
また、1階外壁は石張り、 2階以上はスクラッチタイルで覆われるとともに、1階天井は手の込んだ漆喰装飾が施されてい ます。
愛知県信用組合連合会によって建設され、昭和32(1957)年 に社団法人愛知県農林会館から愛知県に寄付されました。
愛知・名古屋 戦争に関する資料館へのアクセス
電車でのアクセス
- 地下鉄名城線「名古屋城」4番出口から南へ徒歩約5分
- 地下鉄桜通線・名城線「久屋大通」1番出口から北へ徒歩約8分
バスでのアクセス
市バス「大津橋」から徒歩約1分
愛知・名古屋 戦争に関する資料館の展示品
1 戦争に関わる地域史
このコーナーでは、名古屋空襲を中心に、戦前の都市化・工業化、戦中の動向など、この地域で起こった出来事の資料を展示しています。
250キロ爆弾
平成9年(1997年)2月20日に南警察署の工事現場で発見された爆弾。発見時にはすでに信管と火薬は取り除かれていました。火薬を詰めると重さが221.4kgあったので「250キロ爆弾」と呼んでいました。
E46集束焼夷弾(模型)
後部のプロペラ信管が作動して高度約1500mで38発のM69子弾が散開する。その後1m程のストリーマーというガーゼ状の布が飛び出し、信管のある側を下に向け落下速度を抑えながら落下する。
2 県民の戦争体験Ⅰ(銃後の暮らし)
このコーナーでは、戦時体制下のこの地域における県民の生活や学校教育などの資料を展示しています。戦争が人々の暮らしに及ぼした影響を紹介し ます。
3 県民の戦争体験Ⅱ(軍隊・戦地)
このコーナーでは、県民の軍隊生活や戦場体験などの資料を展示しています。 当時の人々にとって軍隊に入ることや戦場に 立つことがどのようなことであったかを紹介します。
4 戦後の地域史
このコーナーでは、戦後改革、戦地からの復員、復興とまちづくりなどの資料を展示しています。終戦後の地域の様子や名古屋の街の変遷を紹介します。
5 企画コーナー
このコーナーでは、定期的に、戦争に関する様々なテーマによる企画展示を行います。
愛知・名古屋 戦争に関する資料館の概要
休館日 | 月曜日、火曜日 ※祝日の場合は開館、直後の平日休館 ※年末年始(12/29~1/3)および 展示替え等による臨時休館あり ※夏休み期間(7/21~8/31)は無休 |
開館時間 | 午前10時~午後4時 |
入館料 | 無料 |
住所 | 愛知県名古屋市中区丸の内三丁目4番13号 愛知県庁大津橋分室1階 |
愛知・名古屋 戦争に関する資料館のwebサイト | https://www.pref.aichi.jp/kenmin-soumu/chosakai/index.html |
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